ココモ法とは、賭けの戦略の一つであり、連敗した際に賭け金を増やしていく方法を採るものです。具体的には、勝つまで賭け金を足していき、勝った時点で最初の賭け金に戻します。これを繰り返すことで、連敗を乗り越えた際の勝ち金で、それまでの損失を補填することを目指します。

ココモ法のメリットとして、ルールのシンプルさが挙げられます。カジノ初心者でも簡単に理屈を把握し、実践することができます。また、複雑な数学的な計算や深い戦略的な思考が必要ないので、あらゆるゲームで利用することができます。

さらに、ココモ法のメリットとしてそれまでの損失を一気に補填できるという点も見逃せません。ココモ法は、勝つまで賭け金を増やし続ける戦略です。いくら連敗していても一回勝利するだけで、それまでの連敗による損失を取り戻し、さらに利益を上げることができるという考え方が基本になっています。

例えば、以下のようなシナリオを考えてみましょう。

1回目:100円を賭けて負け (-100円)
2回目:100円を賭けて負け (-200円)
3回目:200円を賭けて負け (-400円)
4回目:300円を賭けて負け (-700円)
5回目:500円を賭けて負け (-1,200円)
6回目:800円を賭けて勝ち(+1,200円)

この場合、6回目で800円を賭けて勝ったので、それまでの損失1,200円を取り戻し、さらに1,200円の利益を得ることができました。

このように、連敗が続いた後に一回勝つだけで、それまでの損失を補填し、さらに少しの利益を得ることができるのです。この損失回収の迅速性がココモ法の最大のメリットであり最大の特徴となります。

但し、ココモ法は万能ではありません。当然無視できないデメリットが存在します。

ココモ法は負けるたびに賭け金を増やしていくわけなので、連敗が続くと損失も伴って拡大します。10回連続で負けてしまうと、最初の賭け金の何倍もの賭け金が必要になってしまうのです。いくら、1回の勝ちで損失を補填できるといっても連敗が続きすぎると損失の膨らみ方も凄まじいものとなってしまいます。

また、ココモ法では2倍配当のゲームでは役に立ちません。3倍配当のギャンブルで有効な戦術なので、そもそもギャンブルに勝ちにくいというデメリットもあります。

さらにマックスベットの規制も無視できません。ココモ法では負けが続くことで賭け金が増えていきますが、マックスベットに到達してしまうとそれ以上賭け金を増やすことができなくなり、ココモ法を使えなくなってしまうのです。

ココモ法はシンプルで分かりやすい戦術ですが、メリット・デメリットが存在します。利用する場合はこれらのリスクリターンを比較衡量し、適切な資金管理の下でギャンブルを楽しみましょう。